Buttermochi’s diary

息子の思春期に向けて。。。

ハワイ島と陶芸

私は若い頃からずっと陶芸に興味を持っていた。でも、何時も忙しいからといって陶芸は後回しになっていて、子供が小学校へ通うようになってまとまった1人時間が持てた頃LAの陶芸クラスに行ってみました。初心者ブースキャンブと言う週1の2時間半の6回コース。ハンドビルディングとウィールを教えてくれるコース。ウィール(ロクロ)のセンタリング、濡れた粘土をウィールの上でどんどん形を変えていく。力加減、指、スポンジ、道具、色んなものを使っていろんな形を作る。センタリングと言って粘土をウィールの中心に合わせて一番最初の段階があるんだけど、それをしている時は頭の中が空っぽになり“無”の状態になり、フッと自分に戻る時がよくある。その“無”の状態が私は好きだ。あっという間に陶芸の虜になってしまった。

パンダミックになる前の陶芸教室で

でも、残念ながらパンダミックがやってきて陶芸教室も1年程閉まってしまった。今思えば、あの時ウィールを買っておけばロックダウン中ずっと家で出来たのに。そんな事全く頭によぎらなかった。

パンダミックも終わり、すっかり陶芸のやり方も忘れてしまったので、もう一回クラスを取る事にした。一度やっていたので直ぐに感覚を取り戻せた。その後、陶芸のスタジオを借りることにした。そこはお金を払うと好きな時に行って、スタジオにある道具を全部使え、色んな色の釉薬も使え、おまけに焼いてくれる。陶芸の上手な友達も何人か出来て色々教えてもらった。スタジオに通い出して3ヶ月が過ぎ、ハワイ島へ引っ越した。

LAのスタジオで作ったお皿達

引っ越す前からハワイの家の陶芸スタジオを探し出していたので、こっちに来て早速ヒロにある陶芸スタジオに連絡してみた。人気があるみたいで直ぐに入れない。3ヶ月もしくはそれ以上待たないといけないと言われてしまった。そんなに待てない。

そんな時中古でポータブルのウィールを売りに出してる人を見つけて早速購入した。そして陶芸スタジオで粘土を買って家の外にある工具デスクでなんとかウィールを回せるようにした。雨がよく降る島なのでおもっきり蚊に刺される。虫除け塗って、蚊取り線香炊いてロクロを回す。でも目の前には緑いっぱいのトロピカルプラント。蚊なんて問題無し!

トロピカル景色の外陶芸

どんどん作品ができてきたけど、焼くのはどうする?

スタジオでも焼いてくれるのだけど、マグカップや茶碗の大きさで1個$5。日本円で約800円。今出来上がってるのでも20個以上ある。。。高い。もう、こうなったら釜も買っちゃおうと思い切って買ってみた。今まで焼く作業はスタジオのスタッフに任せっきりだったので、これまた未知の世界。

焼き上がり

面白い!!!!

失敗いっぱいするけど、成功した時はほんと嬉しい。

蚊に刺されながらの陶芸を3ヶ月ほどした時、大工の友達に家の横に陶芸のスタジオを作ってもらう事にした。

アイランド陶芸スタジオ

 

 

 

1ヶ月後小さな可愛いスタジオが出来ました。

エアプラントポット