Buttermochi’s diary

息子の思春期に向けて。。。

🥋NAGA🥋 柔術トーナメント ~1~

先週末NAGA柔術トーナメントがオアフ島で行われた。この日を目標に息子達はこの2ヶ月半柔術、レスリングを頑張ってきた。

当日は朝一の飛行機でハワイ島からオアフ島へ向かった。予定通り会場には8時前に到着した。

朝一のNAGAリング

試合はホノルル空港近くのハイスクールで行われる為、体育館の中には食べ物は持って行けず、中へ持って入れる荷物はクリアバックに入れて中身が見える様にしないといけない。でも私達はホノルルで一泊するのでバックパックに私物を入れている。そんなルールがあるとは知らなかったのでレンタカーをせず、Uberで会場まで来てしまった。

ラッキーな事に朝の飛行機でチームメイトの家族と一緒になり彼らはレンタカーをしたので荷物を彼らの車に入れさしてもらうことが出来た。

チームメイト達は何度も違う島へ行って試合をしているので色々詳しい。

大きな体育館の中へ入ると一番端っこの観客席にチームメイト達が居る。早く来たのにどうしてこんな端っこ?試合見にくくない?って思ってたら、風通しが悪い体育館だから端っこのドアの近くに座らないと熱気で凄く暑くなるからという。この時点では人もまだ少なく、朝も早いのでそんな事は全く気にして無かったけど、午後になったらその理由がよくわかった。

どんどん子供達がチェックインしていって各チームそれぞれウォームアップが始まりだした。

うちらの先生はまだ来てない。。。けどチームメイトの親が子供達を誘導して私達の子供達もウォームアップを始め出した。順調に進んでいる。

あっという間にこの人混み

NAGAは優勝すると立派な刀が貰える。その刀をほとんどのチームメイトが持っている。そもそもその刀が欲しくて、特に次男は欲しくて欲しくて頑張って来たと言ってもいい。

それが、開会式で今回で優勝者の刀の受賞を最後にするというアナウンスが流れた。。会場である高校のポリシーとか刀で怪我をする子が多いとか。。。

開会式から帰って来た息子達の顔!笑 真っ青。。今日優勝しなければもう刀は貰えない😱 笑ってはいけないけど切羽詰まった顔が今でも忘れられない笑

とりあえず、頑張ろう!

さぁ、とうとう試合が始まった。全部で10リング、最初はNoGi、小さい子供達のブロックから始まり大きな子供達のブロック。NoGiが終わったらGiの試合が始まるというプログラム。NoGiの次男と長男の試合の差は30分程ある。

次男のブロックは人数が多く2ブロックに分かれている。今回はチームメイトとの対戦は無い。3回勝てば優勝。

長男のNoGiの一戦目は不戦勝なので2回勝てば優勝。

まずは次男の一戦目。先制点のポイントは取ったものの中々自分のペース持って行けない、相手のガードから中々出れずそのままあまり動きも無く最初のポイントで勝利。

次は長男の一戦目、先制点は長男、そのまま追加でポイントを貰うけど、途中でスウィープされてポイントを取られた。だけど長男のリードのままタイムが来て長男の勝利。

二人の試合は隣同士のリングで数分差で始まる感じになって来た。

他のチームメイトの子も違うリングで戦っていて先生は行ったり来たりで旦那がサポートをする時間が増えて来た。私は観客席の上の方から二人のビデオを撮りながら応援をしている。

次男の二戦目、先制点は取ったものの相手のトライアングルから中々抜け出せない。彼の癖で頭がよく下がりそれで直ぐにトライアングルを仕掛けられる。大きな動きも無くそのままタイムが来て次男の勝利。

熱気が凄い

次は長男の決勝戦。これに勝てば念願の刀が貰える。相手は中々動きが早く自信を持って自分の柔術を仕掛けてくる。長男も負けず彼のペースについていくが、アームを取られて先制点を譲ってしまう。そのままがっつりアームを取られて追加ポイント。そのままスウィープされて更にポイントを取られた。4-0。腰がしっかりしてる相手で上に乗られたら中々抜け出せない。それでも相手のアームを取り1点取り返す。スウィープを仕掛けようとするけど中々出来ない。そのままタイムアウト4-1で負けてしまった。リングの上で涙を流す息子を見るのは心が打たれる。。そんな事を思っていると次男の決勝戦が始まった。

気持ち入れ替えて次男の決勝戦。次男のテイクダウンからの先制点。その後は。。。長男のポディウムのタイミングと重なってしまってじっくりみれない。ポディウムの方へ向かいながら次男の試合を見ているとトライアングルを取られてポイント負けしている様に見える。移動しながら見えたスクリーンにも4-1で負けている。。残念過ぎる。長男のポディウム写真を撮っていると次男がポディウムにやって来た。結果を聞くと勝ったと言う!えぇぇぇ!!!私はてっきり負けたと思っていたからびっくりした。良かった。欲しかった刀を持って1位のポディウムに立つ息子の姿は嬉しいものだ。が、長男は後が無い。午後からのGiの試合で全勝しなければ刀が貰えない。。。さてどうする。

旅の準備

そろそろ旅の準備を始めないと。

2週間後、日本へ里帰りするために色々と準備をしないといけない。とういうのも今回は7週間の帰国なので、留守の間、ハワイ島の家を人に貸すことにしている。人に貸すとなると、新しいタオルやシーツを買ったり、私物をストレージに移し最低限の必要な物だけを準備する。後は大掃除。

私たちはこの2年間、こんな感じで住んでいない家は人に貸して収入の足しにしている。いつでも自分たちが帰れるように家具付きで貸すというのが条件だ。

ハワイ島のリビングルーム

キッチン


なのに、この2週間イベントが多すぎる。今週末は子供達の柔術の試合でオアフ島へ、来週はサンクスギビング。中々大変。。。

でも結局、揃えるものを揃えておけば、後は出発の前日に大掃除するしかない。ベットのシーツなんて出発当日まで自分たちのは使わないといけないとか、ゴミも当日まで出るし。それを考えてる今が一番嫌だ。

それと同時に自分たちの行く準備も進めていかないといけない。子供達はオンラインスクールなのでその準備や、今回は名古屋で行われる柔術の試合にもエントリーしたので、その準備も。日本でも通える柔術や柔道のクラスも探さないと。

お金をもらうということは楽ではない。

お庭

去年7週間日本へ帰った時はこの家を留守にしていった。ハワイ島は泥棒が多くて長い間人がいないとわかると泥棒が来て家の中がすっからかんになるまで物を盗んでいくみたいだ。なので家の外にはセキュリティカメラを3個、家の中にも4個セッティングしていった。おかげで泥棒は入らなかったけど、さすが、ハワイ島。。。家に入るとどんよりとした空気で、湿気と虫でダイニングテーブルの上はカビ?藻?と小さな虫の死骸でこんもり積もっていたり、引き出しやクローゼットは開けていったけど、お箸の入ってる引き出しは開け忘れたみたいで、木のお箸やヘラには緑色のカビがこんもり積もっているし。。。あんなの今まで見たことない。衝撃的な光景でした。。。

人が住んでてくれた方がよっぽど良い。

が、この前の夏に貸した人はほんと最悪やった。この話は私の人生で最悪ベスト1になるぐらい酷い人やったので改めて記録に残したいと思う。

とにかく、色々大変だ。

楽しい家族旅行の為に母さん頑張ります。

Triple Crown of Big Island 〜柔術トーナメント〜

先週末ハワイ島でトリプルクラウンと言う柔術の試合がありました。

息子達の2回目の試合。柔術を初めて約3年、それなのに初試合がこの前の夏。いつもサッカーの試合を優先にしてきたけど、最近は柔術の試合に出たいと言い出した。

夏のLAでの初試合は緊張と、ルールをあまり分かっていなかったのもあり、惜しくもメダルには辿り着けなく、2人ともとても悔しい思いをした。それもあり、もっと試合に出たいと思うようになったようだ。LAのジムの友達も、ハワイのジムの友達も皆んな試合慣れしている。でも今回は2度目の試合、しかも前回のように大きなな試合ではなくマットも4つ。(前回は20個もマットがあった。。。)なので、私たちも近くで見ることができた。

試合は小さい子から始まっていく。10時から始まる予定なのに、11時になっても何もはじらない。さすが島時間。ジムの親達も慣れたもので、そろそろ始まるでしょうってな感じ。11時半試合予定の次男も今か今かとソワソワしてる。でも始まってないんだからあなたの試合も1時前ごろだよ。

11時過ぎ、トリプルクラウンが始まった。

始まれば。展開は早い。4つのマットに常にチームメイトの子供が出てる。うちのジムの子供達は強い!どんどん勝っていく。親も子供も大興奮。負けた子供達は小さいのに悔し涙を流す姿には心を打たれる。

展開が早すぎてふっと気づくと次男のトーナメントが始まろうとしている。頑張っておいで。

1戦目、緊張して体が動いてないのがわかるけど、前回より全然マシ。前向きに行けている。テイクダウン!ポイントゲット。そのままサイドガードからマウントでポイント。

1戦目勝利!

2戦目、同じジムの友達と対戦。練習の時は負けたり勝ったりする同じぐらいのレベルの子だけれど、彼は試合慣れしている。いつもの練習の様に楽しく頑張れれば良いと思った。次男のテイクダウンで先にポイントをゲット。友達もそれに答えポイントを取り返す。流石!

次男Gi

そのままレフリーの判定で、次男勝利!まさかのゴールドメダル🥇凄い!

応援していた長男も気合いが入る。なぜか長男のブロックは2人しかいない。なので、1回勝ったらゴールド、負けたらシルバー。なんかちょっとやりがいがないかなとも思う。でも試合に出ようと言う気持ちを誉めてあげたい。

長男、1戦目、相手はかなり大きい。なかなかテイクダウンができない。相手も押すだけで倒しに来ようとはしてこない。中々やりにくそうなタイプだ。そのままどちらもポイントがなくレフリーの判定で長男勝利🥇ちょっと微妙。。でもメダルをもらった長男は嬉しそう。

さて次はNoGi、道着を脱いでラッシュガードで試合。

長男の1戦目。このブロックも2人だけ。対戦相手は年上の大きな子だ。レスリングのジムにたまに来ている子で面識がある。長男が押しているけど、途中彼のテイクダウンで先にポイントを取られてしまう。長男より大きいので上に乗られたら中々身動きが取れない。時間がどんどん過ぎていって最後20秒のところで息子のスウィープ。

上に乗ったのは良いけれどフックが決まらない。残り10秒、コーチも親もチームメイトも“HOOK!、You need a HOOK!" そのままフックが決まらなく惜しくも2位。悔しい。

次は次男のNoGi。

次男のブロックはまた違うジムの友達がいる。でもこの友達は強い!柔道も習っていて次男は勝てたことがない。その友達と次男が勝ち上がっていくと決勝で戦うことになる。ただ、次男の1戦目はかなり背の高い大きな子で対戦前から気をつけろと友達から言われていた。

1戦目、確かに次男より背が高くリーチが長い。でも圧倒的に次男が押している。次男のテイクダウン。ポイントゲット。その後も次男のポイントが続いている。でも残り1分あたりで、相手のトライアングルに捕まり中々身動きがとれないけど、トライアングルもしっかり決まっていないので相手のポイントには入らない。そのまま試合は終わり、ポイントで次男の勝利!

2戦目、次男の最も苦手とするすばしっこい相手。レスリングを習う前だったら速攻で相手のペースに持っていかれたけど、今回は中々自分のペースで試合が進んでいる。次男のポイントから始まり、相手に取り返されたりといい試合をやっている。後半、次男のアームバーが決まった!だけど、レフリーの角度からは見えていない泣。でもレフリーは一旦試合を止めて、自分のミスでアームバーが見えてなかったと説明が入り数行時間を戻してやり直し。そして試合がそのまま終わり、結果レフリーの判定で次男の勝利!

次はいよいよ決勝戦。相手は同じジムの友達ではなかった。

次男より年上で背は高い。圧倒的に彼のペースで始まった。上に乗られたら中々逃げ出せない。ポイントもどんどん加算され、レフリーの判定で敗北してしまいました。それでもサミッションだけは取られなかった。シルバーメダル🥈

決まったと思ったアームバー

上出来だ!

Triple Crown Big Island 2023, 兄弟共に、Gi ゴールド、NoGi シルバーでした。今週末はとうとう、NAGA North America Grapping Association Hawaii Grapping Chanpionship。この日を目標にこの2ヶ月半練習してきたので、成果が出せるよう今週頑張りましょう。

家に帰ってビデオを見ていたら長男のNoGiの最後のスウィープの後レフリーが2ポイントの合図をしているのにモニターにはポイントが加算されていない事を発見。これがしっかり加算されていたら同点でレフリーの判断で長男が勝っていた。残念すぎる。私達もしっかり見といてやらないと。。。

2ポイントゲットなはずだったのに。。

また一つ学んだ。

それにしても応援だけだけど、ほんと疲れた。。。

母さんももっと体力つけないと。

息子達の初メダル。

 

ホームスクーリングの悩み

コロナの前では考えもしなかったホームスクーリング。今ではホームスクーリングをやっていると聞いてもそんなに驚かないぐらいこっちでは増えてきた。

私達みたいに色々な所へ行ったり来たりする生活にはとても便利なシステムだ。

特に私達がやっているのはLAの学校のディストリックの中にあるオンラインスクールでLAの学校と同じ授業を進めて行く。なので数年後LAに拠点を戻した時に子供達の成績や授業のレベルはそのまま次の学校へ持っていけるシステム。

毎朝1時間担任の先生とオンラインで授業があり、その日の課題を進めて行く。わからない事があれば先生にメールしたら直ぐにオンラインに入ってくれるので勉強面では大丈夫かなと思うけど、やっぱりお友達の事が心配。

サッカーの試合の後

ハワイ島サッカー少年

さすが成長期、全部空っぽ


サッカーや柔術でお友達は出来たけど、一緒に遊んでいても遠慮がちな気がする。毎日スポーツがあるからそこで友達との交流はあるのだけど、やっぱり親が居ない学校での子供達のやりとりってとても大切な事だと思う。ホームスクールになってからうちの子は親が居ないところで遊ぶことがほとんどない。日本のように近所に友達がいて1人で遊びに行くことはできないし、どこへ行くのにも車が必要。スポーツも家から遠いので私も結局そこに居る事になる。

いつも親がいる。

子供にとっては鬱陶しいと思う。

特に長男の年齢。私がいつも居るから思い切って遊べないのかな? ホームスクールにしてから私も少し敏感になっていて過保護にしすぎてるのかも。

少し距離を置いてみよう。と思った日でした。

 

ゲコの孵化

この前友達家族と一緒にビーチクリーニングに行ってきた。比較的綺麗なビーチなんだけど、クリーニングの目的で行くと、やっぱり色々ゴミが落ちている。特に溶岩の裂け目の所。ビニールやペットボトルの蓋。釣りの金具や紐も多かった。

ホームスクーリングにはとても良い教材だ。このゴミを鳥や魚、亀に影響を与え、そこからグローバルウォーミングにつながる。話を聞きながら一生懸命ゴミをひらう。とりあえず、動物を傷つけたくないといのが一番のモチベーションのようだ。

ゴミを拾っている途中、次男が小さな卵を持ってきた。椰子の木の下に落ちていたみたい。どうも島トカゲ(ゲコ)の卵みたい。何個か落ちてるみたいで、返しておいでと言うと育ててみたいという。お母さんと一緒じゃないと可哀想やろと言っても返してこようとしないので、しっかり面倒見るという約束で1個持って帰ることにした。私は全力で反対したけど。。

早速入れ物を持ってきて、ティッシュで卵を温めるようにして机の上に置く。ティッシュの位置を変えたり増やしたり、最初のうちは色々やってるけど、数日経っても1週間経っても何も変化がない。そのうち卵の入れ物はほったらかし。

私が何かを言うと見てると言って卵を触ったり、面倒を見てるようにするけど、何も言わへんかったら何にもしない。

あぁぁぁぁ、可哀想。ってもう死んでるんじゃない?

そのうち卵の存在も忘れて、掃除するたび、いつ迄このままにしておくんだろうって思うようになってきた。

1ヶ月ぐらい経った時、呆れた私は、次男に卵どうなってるの?って聞いてみた。確実に卵の事を忘れてた次男は焦ったようで、卵を見つけて大丈夫という。

何が大丈夫? 

放ったらかしにしといて、掃除のたびに邪魔で、怒った私は、もう死んでるから外に埋めておいでと言ったら、卵を眺めながら手紙とお墓に立てる物を作り出した。その辺はちゃんとしてるんやぁ。。。

作りかけのお墓🪦

そして最後に卵を持ってじっと見つめている。

あ、動いた!!

嘘でしょ??寂しさのあまり幻覚でも見たか?

ヘッドライトを持ってきて卵を見たら中でゲコが動いているという。そしたら卵がピキピキって。。嘘でしょ?

卵をティッシュの上に置いて見ているとしばらくしたら、ゲコのしっぽが出てきた!

えぇぇぇぇ

出てきたよぉぉ。 ゲコの孵化の瞬間が見れた。

ヒビが入った卵

出てきたよ

GO



数週間前から死んだと言われ、ほんとついさっきにはお別れの手紙も書かれお墓までつくたれてたのに。。。こんな事ってあるんですね。

さて、孵化したのは良いけど、ここからどうする?このトカゲ、共食いするよ。。。ほっとけないね。でもこんなに小さいゲコ育てる自信全くないです。

それでも次男は色々調べて、トカゲは産まれたらまず自分の卵の殻を食べる。そのあとは小さい虫などを食べるという。逃すと大人のトカゲに食べられるかもしれないから逃げないようにして世話をしてるんやけど、日が経つにつれて、弱っていくのが目に見えてわかる。

ゲコが食べる小さい虫を捕まえるのはすごい難しい。ある日ジャングルの方から何か声がする。猫が大きな声で喧嘩してるようなワーワーと言うような声。何だろう?って思って窓の外を見たらいつも静かに、隠れて泣く次男が大きな声で泣きながら歩いている。慌てて外に行って聞いたら虫が捕まえられない。ゲコが死んじゃう。どうしようと言う。小さいながらすごい責任を感じてるんだなって思わされた瞬間。

その日、野性の動物を育てるのはすごく難しいと言うことと、野性の動物は野生で孵化しても生きのびれるのは少しだけなんだとい事を学びました。

夜、旦那と話しゲコはどこかへ逃げていったと言うことにしようと、弱ったゲコをジャングルの大きな葉っぱと葉っぱの間にそろっと置きに行きました。

次の日次男が空っぽになったゲコの入れ物を見て、どこへ行った?と聞いたので、逃げたんじゃない?って答えたら何も言わなかった。何を思って、何を感じたのか私にはわからないけど、それから卵を見てもゲコを見ても捕まえようとしなくなりました。

ゲコの名前はGO。小さいゲコを見るとGOが帰ってきたと今でもGOを思い出す次男です。

又一つ、学ばされました。

🎃今年のハロウィンは?エグゼイド?👻

毎年、9月の半ば頃から子供達にハロウィンは何になるのか聞き出す。小さい頃はすぐに返事が返ってきた。バットマンになる。アイアンマンになる。忍者タートルになる。

私は物を作ったりするのが好きだから早めに何になりたいのか聞いてコスチュームを作り出す。

数年前から、子供らにも作らせようとダンボールを使って一緒に作ってみた。3年前、長男は " Jack In The Box " ほぼ自分で作って、老人の多い近所の人達に褒めて貰って嬉しそうやった。去年はただの白のシーツを被ってゴースト。。。なんかちょっとハロウィンの楽しみ方が変わってきたなと思った瞬間。キャンディがほしいだけ?10歳か。。。プリティーン目前。今年は適当にマスク買ってきてって言われたし。。。

次男はまだまだ可愛い。でも彼はめちゃくちゃ優柔不断。。。悩む悩む。で、ハロウィンパーティの2日前に、“バンバンシューティングになりたい。“ 

えぇぇぇぇぇ。。。

日本の仮面ライダー?しかもだいぶ前のエグゼイド? 更に、主人公じゃないし。。

次男は何故はか、エグゼイドが大好きで、(特にバンバンシューティング)去年のクリスマスもサンタさんにバンバンシューティングの銃、もう、名前も忘れた。それを下さいと手紙に書いてあって、サンタさん探すのに苦労した。。。まさかそれ?しかも目前に?なんで、もっと前に言わへんの? だって迷ってるねん。。。って。

とりあえず、ダンボール。マスクと背中に背負ってる盾を作れば後はおもちゃのベルトとサンタさんから貰った銃でなんとかなる。ってアメリカ人に絶対わからんし。。。

次男と一緒に作ったバンバンシューティング

なんとか完成してお友達に誘われた70‘s ハロウィンパーティに行ったら子供達も70‘sのコスチューム。あんなに頑張ったのに着たくないって。。泣

70‘sハロウィンパーティ

テンション下がりまくりで半分泣きそうな次男に旦那が、マスクとったら70‘sのエキササイズの服にそっくりと言ったら笑顔が戻ってきて大喜びでお友達のところへ。

かぁちゃんの努力はいったい。。。泣

バンバンシューティング笑

でもあんなに楽しそうな笑顔見せられたらね。。まぁいいか。

ハロウィンは明日。どうなることやら。。

ジャングルハウス

旦那はたまにすごい衝動買いをする。

一番最初に衝動買い?って思ったのがアフリカの太鼓🪘いきなり欲しいと言い出し太鼓屋さんに行って買ってきた。叩きたかもわからないのに、クラスを取るとか言って結局一度も行かず今では部屋のオブジェクトになっている。

その次がパンダミックに入った時、LAの街はすごいパニックになり、スーパーの物が空っぽになったり、色々な噂が入ってきた。そんな中パニックになった旦那は車だけでは逃げきれないと言い、船を買いに行った。船といっても立派な想像する船ではなく、レスキュー隊やミリタリーで使っている強力なゴムボートで出来た船。でもエンジンは立派なホンダ。色々調べて買ってきた。あの頃旦那と同じ様な考えをしてる人が多かったみたいで、エンジンが売り切れで3件目で最後の1個を取り寄せてもらったみたい。こんな事今までで初めてってお店の人もびっくりしてたらしい。

最強ゴムボート

こんな感じでちょこちょこ旦那の衝動買いがあるんやけど、今回は庭の端っこの方のジャングルの手前にちょっとした家を作ると行って何処からかヒッピーの大工さんを見つけてきた。

ライセンスを持っていないヒッピー大工。誰に聞いてもヒッピーは辞めとけと言う。

大丈夫??

一応彼が作った家を見せてくれると言うので見に行ったけど既に人が住んでるから外からしか見れない。外から見た感じだと良い感じに見えるけどどうなんだろう?写真も色々見せてくれたけど私には分かりにくい。でも旦那はこんなに安く建ててくれる大工はいないと言う。大工はまだ若くてSSNで見る限り責任感のある人の様にみえる。彼は自信満々で9日もあれば作れると言った。しかも100万円ぐらいで作ると言う。

いやいやほんまかいな。。。。

材料を買いに行って張り切っているヒッピー大工、どんな物が出来るのかワクワクしているのが目にとって見える。とりあえず材料を降ろして" see you tomorrow "って帰っていた。まだ12時。。。そういうもんなん?

次の日、早い!8時に来て早速作業を始め出した。良いね!でも12時過ぎには帰って行った。。あれ?

3日目、自分達のコミュニティのミーティングで来れない。4日目、材料が足りないから買いに行く。5日目、6日目。。。全然要領が悪い!!!!!9日経っても骨組みも終わってないよ。。。何かと材料が無いと言って買いに行く。木材を見てみると計算ミスで間違ったサイズを切って無駄になった木がいっぱい雑に置かれている。せめて雨のかからない所に綺麗に置いといてくれると後で使えるかもしれないのに。

車が壊れた。携帯が壊れた。連絡取れない。かれこれ1ヶ月。。。それでも旦那は" give him a chance "とか言ってるし。。

後半は一人で作業をする日が増えて朝から夕方迄頑張ってるなって思ってたらこの数日間の作業は時給で貰うと言って請求書を送ってきた。おいおい。。返事するのが遅れたらイライラしてる文章がぎっしり書かれてるメールが送られてきた。

こんなに材料を無駄に使っても必要な物は直ぐにお金を出してきた。勝手に休んでも、携帯壊れて連絡が取れなくても乱すこともなく対応してきた。それやのに、返事を30分程返させんかっただけでこんなメール送ってくる?

流石に気の長い旦那もキレるよね。。。

ヒッピー大工は旦那が何を言っても、あなたが正しい。はいはいと話を聞く。怒っている旦那がアホらしくなる。そやけどお金はちゃっかり貰って次の日、もう作り終える事が出来ないと辞めていった。。

えぇぇぇ。。。。

どうするんやろ。。。

ハワイ島には日曜大工の得意なお父さん達が多い。色んな人に聞いても建て方の手順が間違っているとか、付け方が間違っているとか、おまけに不安定とか言われた。しかもこの後からやり直すのはみんな嫌っぽい。そらそうやな。

結局、陶芸のスタジオを建ててくれた友達が渋々引き受けてくれた。

後は自分たちで細い修正をしてくしか無い。。。9日で完成するんちゃうん?もう半年ぐらい経ってるよ。。。

まだまだ中途半端なジャングルハウス

網戸の修正が大変そう。。

なんとか家具が置けそうな感じ



学びました。ヒッピーは信じません。そして、調子の良い旦那にも呆れました。