Buttermochi’s diary

息子の思春期に向けて。。。

柔術と息子達 〜1〜

さて、柔術と息子達。

世の中がコロナ渦に埋もれてしまう前、息子達は柔術を始めた。7歳と5歳。柔術に慣れて来たと思った時にジムがクローズダウンした泣 それから1年程のブランクがあり、又新しいジムを探して柔術を始め出した。

前に居たジムの先生が新しい場所で柔術を教えていたので、そこへ行ってみたけど生徒さん達のほとんどが7歳以下で長男が一番年上な感じでやりごたえがなかった。しかも試合に出ると試合に勝つための柔術になるので、彼らの教えはそうじゃないという考え方のジム。そしてどんどん子供達のベルトの色を上げていってくれる。子供も親も嬉しいものだ。

次の年の夏休み日本へ帰る予定にしていたのがコロナの影響で帰れなくなったのでハワイ島へ7週間行った。その時にも柔術のジムを探して通い出した。

まずは、“ハワイの子供の強さは半端ない!!!!!“

次に、ハワイの子供達の柔術に対しての姿勢がLAのジムとは全く違って、強くなりたい、試合に勝ちたいという意志が身体中からみなぎっている。

好き!

LAのジムの近くのビーチ

もう、うちの子供達はボロボロにやられた。年下の女の子からもやられた。それでも行きたくないと言わず週3回休まずに通った。仲の良い友達も出来た。良い経験になった。

LAに帰ってからハワイのレベルを知ってしまった今、今まで行ってたジムでは自分達は強くなれないという事で、他のジムも探して掛け持ちで通い出した。

新しく通い出したジムは長男と同い年や、年上の子が多くてやりがいもあったんだけど、サッカーもやっていたので時間が合わない日が多く結局数ヶ月で前に居たジムにだけ通うことになってしまった。

それから1年後、ハワイ島へ引っ越しする前には試合も出た事ないのに、2人ともグレイベルトになっていた。

ハワイのジムに連絡して、帰って来たので又練習に通いたいと伝えると歓迎してもらえた。行ってみるとハワイの柔術友達はまだ皆んなホワイトベルトもしくはグレイホワイトのまま。息子達はこのジムのレベルを知っているから自分たちがグレイベルトを着けていくのをすごく拒んだ。その理由として、ほとんどのジムがホワイトベルトの次はグレイホワイトと言ってグレイベルトの前にもらう色がある。ちなみに色が変わるまでにストライプと言ってそのジムのやり方でベルトの先に細いテーピングを巻いてもらう。それが4つ貯まるとベルトの色が変わる。なので1つベルトの色が変わるまでに相当な練習を積み重ねないと中々上がれない。なのに、LAで通っていたジムは簡単にストライプをもらいグレイホワイトを飛ばしてのグレイベルト。。。それは嫌だわ。私でもグレイベルト着けて行くの絶対嫌だわ。でも電話でベルトの色何色って聞かれてグレイって言ってしまったから、先生からもグレイベルトで来るようにと言わた。泣

案の定、ボロボロにやられた。可哀想なぐらいやられた。

練習の最初と最後はベルトの色順に並んで先生の話を聞くのだけど、そんな強い子供達の中、息子達は一番先頭へ立たないといけない。。。小さいながらに何を感じてどう思ったのかわからないけど、コテンパンにやられても辞めたい、休みたいと一度も言わなかった2人を私はとても自慢に思う。

月水金は柔術、火水はサッカー、土曜日はほぼサッカーの試合。というスケジュール。なので大体、土曜日に行われる柔術の試合はサッカーの試合を選んでしまって中々出れない。そのうち柔術の仲間もどんどんグレイベルトになって行き、息子達のプレッシャーも取れたのか2人の動きに余裕が出てきたり今までよりもっと楽しめてるような気がした。LAではあんなに簡単にもらっていたストライプなのにハワイのジムに通って10ヶ月目初めてストライプ1個もらうことができた。たった1個のストライプなのに重みを感じた。子供達も久しぶりのストライプ。ハワイのジムのストライプ。自身に繋がったように見えた。